ワークスアプリケーションズ・エンタープライズは2021年5月11日、ワークスアプリケーションズが開発してオープンソースソフトウェアとして公開している形態素解析エンジン「Sudachi」の有料サポートサービスを発表した。活用を支援する「Sudachiコンサルティングサービス」と運用を支援する「Sudachi保守サービス」を提供する。
「Sudachi」は、形態素解析エンジンである。ワークスアプリケーションズが開発してオープンソースソフトウェアとして公開している。形態素解析とは、ある文章を、意味を持つ最小の単位(形態素)に分割し、それぞれの形態素の品詞を判別する作業を指す。単語の品詞が分かる辞書を利用する。全文検索エンジンのインデックス作成やチャットボットなど、各種の用途に使う。
形態素解析エンジンにおけるSudachiの特徴についてワークスアプリケーションズは、日本語における多様な表記の揺れに対応している点と、形態素解析に必要な辞書に最新の単語を取り込んで定期的に更新/メンテナンスしている点を挙げる。これにより、商業利用に耐える品質であるとアピールしている。
今回、Sudachiをオープンソースとして提供していくことに加えて、新たにSudachiの活用を支援する有料サポートサービスを開始する。Sudachiの活用を支援する「Sudachiコンサルティングサービス」と、Sudachiの運用を支援する「Sudachi保守サービス」である。
Sudachiコンサルティングサービスでは、Sudachiをどう活用すれば課題を解決できるかを具体的に提案する。システム開発も補助する。サンプルコードを提供してアプリケーションのサンプルを作成し、レビューを実施する。必要な機能については、優先的に開発し、オープンソースとして公開する前に先行して提供する。Sudachiコンサルティングサービスの価格は、個別見積もりとなっている。
Sudachi保守サービスでは、ヘルプデスク、障害対応、パッチ情報などの発信、といった、運用保守に必要な機能群を提供する。ヘルプデスクでは、使い方などマニュアルレベルの問い合わせや、技術的な質問に関する問い合わせに対応する。障害対応では、障害や不明瞭な仕様・動作についての問い合わせに回答する。クリティカルな障害に対しては対応時期を提示し、暫定パッチを作成して提供する。
Sudachi保守サービスの価格(税込み)は、年間36件の問い合わせを想定しており、年額132万円。問い合わせ回数の追加(10回ごと)は、11万円。問い合わせ可能人数の追加(1人)は、年額11万円。
Sudachiの有料サポートを提供する背景として同社は、自然言語処理の応用を含めたAIの市場が年々増加していく中、画像認識や言語解析の市場が成長している状況を挙げる。「言語解析については、コールセンターや契約書などでの適用が進んでいることから、今後幅広い分野への拡大が予想される」(同社)
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