OPSIONは2021年5月17日、アバターやバーチャル空間を活用してオフィス機能を代替する仮想ワークプレイス「クラウドオフィスRISA」をアップデートしたと発表した。新たに、席に座って会話ができる「着席機能」やユーザーの現在の状態が分かる「ステータス機能」を追加した。
OPSIONの「クラウドオフィスRISA」は、アバターやバーチャル空間を活用してオフィス機能を代替する仮想ワークプレイスサービスである。オンラインで仮想的なオフィス空間を共有する。ちょっとした雑談の機会や相手の様子を察知する機会など、企業・組織として、1つの居場所を共有する体験ができる。PCのWebブラウザから利用できる。
今回のアップデートでは、椅子への着席機能を追加した。3D空間でアバターを着席させてコミュニケーションを取れるようになり、臨場感を高めている(画面1)。
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相手の状況を即座に把握できるステータス機能も拡充し、会話ができる状態かどうかを判別できる。これまでも利用できていた「離席、忙しい、会話OK」に加えて、「電話・商談中」「ちょっと離席」を選べるようになった(画面2)。
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電話・商談中のステータスは30分、ちょっと離席のステータスは5分経過すると自動で切り替わる(試験的設定)。ステータスを切り替えるのを忘れて「誰にも声かけらないと思ったらステータがそのままだった」という事象を回避する。
OPSIONは今後、「コミュニケーション量スコア機能」や「発話者を判別する機能」の追加や、1000人を収容できるオフィスの提供を予定している。