[市場動向]

Salesforceスキル含む人材育成プログラム「Pathfinder」を国内提供、就労先も支援─セールスフォースとデロイト

2021年6月9日(水)IT Leaders編集部

セールスフォース・ドットコムとデロイト トーマツ コンサルティングは2021年6月8日、人材育成プログラム「Pathfinder(パスファインダー)」を共同で提供すると発表した。Salesforce.comを活用する業務分野でキャリアを積むために必要な技術・業務スキルと、ビジネス/マネジメントスキルを育成する。同日付で受講希望者の申し込み受付を開始した。

 セールスフォース・ドットコムとデロイト トーマツ コンサルティングは、人材育成プログラム「Pathfinder(パスファインダー)」を共同で提供すると発表した。Salesforce.comを活用する業務分野でキャリアを積むために必要な技術・業務スキルと、ビジネス/マネジメントスキルを育成する。

 Pathfinderは、2018年に、米Salesforce.comと米Deloitte Touche Tohmatsuが米国で共同提供を開始したプログラムである。日本版のPathfinderでは、米国での育成実績やノウハウを日本のコンサルタントが日本向けにカスタマイズしている。CRMやSalesforce.comの知見、およびデロイトによるビジネス/マネジメントスキルを全20週で集中的に学習する。オンライン学習が中心で、各週7~10時間で累計で約150時間となっている。

 一般提供開始に先立ち、2020年10月から約3カ月間、トライアルグループを対象に、業務スキルのトレーニング、技術的知識の習得によるSalesforce認定アドミニストレーター資格の取得支援、実践的なスキルを身に付けるための演習トレーニングを実施した。

 今回一般提供を開始するプログラムには、受講生に新たな活躍の場を提供するキャリア開発支援も含まれる。キャリア開発支援は、人材サービスを提供するWaris(ワリス)の協力の下、本取り組みに賛同するSalesforceパートナー企業とともに、本プログラムの卒業者に適した就労先を探す支援を実施する。

 人材育成プログラムの募集人数は100人である。対象者は、就職活動中・転職・再就職を検討中の人、IT未経験からキャリアチェンジを目指す人、CRMやクラウドといった新たな技術やスキルを習得したい人などである。

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Deloitte / 人材育成 / 教育プログラム / ITエンジニア / システム管理者 / 協業・提携 / Salesforce

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