サイバーソリューションズは2021年6月30日、統合メールサーバーソフトウェアの新版「CyberMail V8」を発表し、同日に提供開始した。新版では、メール操作に必要な機能に絞った新UIを用意した。また、検索インデックスを追加構築することで、過去のメールからすばやく目的の情報を探し出せるようにしている。
サイバーソリューションズの「CyberMail」は、メールサーバーの運用に必要な機能群を一式揃えた、統合メールサーバーソフトウェアである。メールの中継(送受信)機能、受信したメールを保管するメールボックス機能、受信メールを取得して閲覧するためのPOP3/IMAP4機能とWebメール機能などを備える。オプションでウイルス対策機能も用意する(関連記事:メールサーバーにチャット機能を統合、サイバーソリューションズ)。
新版では、Webメール機能のUIを刷新し、従来のスタンダードモードに加えて、新たにモダンモードを用意。メール操作に必要な機能だけを表示し、軽量で直感的に操作を可能にしている(画面1)。一方、以前から提供しているスタンダードモードは、受信メールに細かくステータスを付与するなど、細かな設定や操作が行える(画面2)。
画面1:WebメールのGUIの1つ「モダンモード」画面拡大画像表示
画像2:WebメールのGUIの1つ「スタンダードモード」画面拡大画像表示
新版ではまた、検索インデックスを追加構築することで、過去メールから素早く目的の情報を探し出せるようにした。メンテナンス性も高め、アカウントの削除や停止などの制御を予約設定できるようにした。このほかにも、Web APIの追加やセキュリティ機能の強化などのアップデートを実施した。
今回の機能拡張は、今のところは、オンプレミス製品であるCyberMailに限って適用する。今後は、クラウドサービスである「CYBERMAIL Σ」にも適用していく。
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