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オープンアソシエイツ、採用候補者の経歴確認をRPAで自動化する「RoboRoboリファレンスチェック」

2021年7月20日(火)IT Leaders編集部

オープンアソシエイツは2021年7月19日、RPAを用いた採用候補者のリファレンスチェック自動化サービス「RoboRoboリファレンスチェック」を発表した。AIが自動でインターネット上の情報を収集し、リスク度を3段階(高・中・低)で表示する。料金はチェック対象1人あたり月額100~200円で、初期費用はかからない。

 「RoboRoboリファレンスチェック」は、RPAホールディングス傘下のオープンアソシエイツが提供する、採用候補者のリファレンスチェック自動化サービスである。採用候補者の名前を登録すると、AIが自動でインターネット上にある情報を収集し、採用候補者のリスク度を3段階(高・中・低)で表示する。チェックに要する時間は1分ほどで、チェックが完了次第、メールで通知する(図1)。

図1:「RoboRoboリファレンスチェック」の概要(出典:オープンアソシエイツ)図1:「RoboRoboリファレンスチェック」の概要(出典:オープンアソシエイツ)
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 リファレンスチェックでは、従業員やスタッフを採用する際に、候補者の職務経歴書の内容に虚偽がないか、経歴の詐称がないかなどをチェックする。米国ではリファレンスチェックの取り組みは一般的である。

 全米バックグラウンドスクリーニング協会(NAPBS)が公開している資料によると、中途採用におけるリファレンスチェックの実施有無について、パートタイム社員の採用では67%、フルタイム社員の採用では86%が「実施している」と回答している。

 オープンアソシエイツによると、国内においても、リファレンスチェックの認知や必要性に関する認識が高まってきている。一方、リファレンスチェックの実施については、従来のサービスは手間がかかり過ぎるほか、高額過ぎるため、すべての候補者に対して実施できていないという。

 RoboRoboリファレンスチェックは、毎月多くのアルバイトスタッフやパートタイムスタッフを採用している企業での利用実績があるという。利用前と比べて最大で98%の業務量を削減したとしている。

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