アルプス システム インテグレーション(ALSI)は2021年8月25日、クラウドストレージ「セキュアクラウドファイルサーバー」の提供を開始した。アップロードしたファイルを自動で暗号化するクラウドストレージである。AWS(Amazon Web Services)のWindowsファイルサーバーサービスとALSIのファイル暗号化ソフトウェアを組み合わせている。
アルプス システム インテグレーション(ALSI)の「セキュアクラウドファイルサーバー」は、アップロードしたファイルを自動で暗号化するクラウドストレージである。AWS(Amazon Web Services)のWindowsファイルサーバーサービス「Amazon FSx for Windows File Server」(FSx)に、ALSIのファイル自動暗号化ソフトウェア「InterSafe FileProtection」を組み合わせて構成している(図1)。
![図1:セキュアクラウドファイルサーバーの概要(出典:アルプス システム インテグレーション)](/mwimgs/3/7/544/img_3701a0e8f61a84f655d05c2f2a28187598112.jpg)
サービスのベースとなるFSxは、AWSが提供するマネージド型のWindowsファイルサーバーサービスである。Windows OSの管理やデータバックアップなどの運用が不要になる。さらに、標準でマルチAZ(アベイラビリティーゾーン)を利用した冗長化を図れる。
FSxの導入時にALSIの「クラウド構築支援サービス」を利用すれば、環境構築からサポートまで包括的に支援を受けられる。ファイル暗号化ソフトウェアであるInterSafe FileProtectionの導入支援も合わせてALSIが実施する。これらにより、ファイルサーバーのクラウド移行とセキュリティ強化をワンストップで利用できる。