大手書店チェーンの丸善ジュンク堂書店は、モニターの画面を直接触らずに空中に浮遊させて表示した画像で操作する「DNP非接触ホロタッチパネル」(ホロタッチ)を池袋本店に導入した。ホロタッチを搭載した書籍検索機とセルフレジ(無人決済機)を各1台設置している。大日本印刷(DNP)が2021年8月27日に発表した。
大手書店チェーンの丸善ジュンク堂書店は、モニターの画面を直接触らずに空中に浮遊させて表示した画像で操作する「DNP非接触ホロタッチパネル」(ホロタッチ)を池袋本店(東京都豊島区)に導入した。ホロタッチを搭載した書籍検索機とセルフレジ(無人決済機)を各1台設置している。書店に設置済みのシステムに追加する形で設置する(写真1)。
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ユーザーは、ホロタッチパネルから、モニターの画面に直接触れずに操作できる。「コロナ禍においては、非接触など衛生面などに配慮した製品・サービスが求められている。利用者が画面に触れずに従来どおりのサービスを受けられるようにするため、ホロタッチの運用を開始した」という。
画面上に浮かんで表示される柄(細かい点)が、手指で触れる高さの目安となる。書店の明るい店頭でも、手指に反応する柄を容易に確認できるように、照明や自然光、モニターの明るさなどを考慮して、利用者に見やすい最適なバランスで空中に表示する。