アシストは2021年9月6日、業務自動化ソフトウェア「AEDAN」のMicrosoft Azure版「AEDAN for Microsoft Azure」を発表した。Azureのサービスを活用してAzure上で稼働中の業務システムの自動化を支援する。
アシストの「AEDAN(えいだん)」は、業務自動化ソフトウェアである。米Progress SoftwareのBRMS(ビジネスルール管理システム)「Progress Corticon」を中核に、データ連携ミドルウェアやRPAソフトウェアをパッケージ化している(関連記事:アシスト、手作業と知的判断をRPA/BRMSで自動化するパッケージを販売)。
業務判断を含む定型業務を人の介在なしに自動化する。例えば、エンドユーザー操作をRPAで自動化し、データの集約と加工にデータ連携ミドルウェアを活用しながら作業前後の知的判断をBRMSに行わせるといったことが可能になる。
今回アシストは、Microsoft Azureユーザー向けに「AEDAN for Microsoft Azure」を発表した。Azureのサービスを用いて構築し、Azure上で稼働している業務システムの自動化を支援する(図1)。
ユーザー企業は、別途、稼働基盤を調達・準備することなく、Azure上のリソースを用いて業務を自動化できる。また、「Azure Logic Apps」などのAzureのサービスを活用することで、ローコード型で業務システムや自動化処理の短期開発が可能になる。
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