日立ソリューションズ西日本は2021年9月13日、電子帳票配信サービス「Hi-PerBT モバイル帳票」の提供を開始した。これまで紙ベースで行っていた文書の商取引や保管をクラウド上で行う。既存の給与明細電子配信サービス「Hi-PerBT モバイル給与」を応用し、電子帳簿保存法対応で商取引などに応用できるようにした。価格(税別)は初期費用が15万円から、配信費用が1配信あたり60円。
日立ソリューションズ西日本の「Hi-PerBT モバイル帳票」(図1)は、これまで紙ベースで行っていた文書の商取引や保管をクラウド上で行うサービスである。各種業務システムが出力した帳票データをクラウドにアップロードすることで、指定した配信日に電子帳票として自動配布する。紙ベースの帳票配信業務を効率化する。
図1:「Hi-PerBT モバイル帳票」利用の流れ(出典:日立ソリューションズ西日本)拡大画像表示
帳票の受信者(顧客、取引先)とのやりとりを電子化して、業務処理時間の短縮を図る。その際に必要な受信者からのデータ返信機能を備える。例えば、雇用の際に採用者側から直接データをエントリーすることで、雇用契約書の作成を含む雇用実務全体を電子化し、就業可能日までの期間を短縮する。
電子帳簿保存法に準拠している。請求書、納品書、見積書、領収書などの帳票をクラウド上に過去10年分蓄積する。過去の帳票の閲覧や、帳票の印字項目を検索条件にした絞り込み検索に対応する。
配信者にとっての主なメリットとして、帳票の封入、発送、保管スペースなどの手間と費用の削減、紛失、誤送達などのリスクの軽減、帳票フォーマットの再利用、受信者の既読/未読状況の確認機能などを挙げている。一方、顧客・取引先(受信者)にとっての主なメリットとして、帳票の紛失リスクの低減、帳票のダウンロード/印刷機能を挙げている。
帳票 / 日立ソリューションズ / ペーパーレス
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