バッファローとセゾン情報システムズは2021年9月15日、NASに保存した各種のデータを連携するシステム基盤を共同で開発すると発表した。バッファローのNASとセゾン情報システムズのデータ転送ミドルウェア「HULFT IoT」を組み合わせて開発する。
バッファローとセゾン情報システムズは、NASに保存した各種のデータを連携するシステム基盤を共同で開発すると発表した。バッファローのNASとセゾン情報システムズのデータ転送ミドルウェア「HULFT IoT」を組み合わせて開発する(図1)。
図1:NASとHULFT IoTの連携イメージ(出典:バッファロー、セゾン情報システムズ)
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バッファローの企業向けNASで、スナップショット機能を搭載した「TeraStation(TS6000シリーズ)」に、セゾン情報システムズのIoTデータ連携ミドルウェア「HULFT IoT」を組み合わせる(関連記事:IoTデータ転送ソフト「HULFT IoT」新版、エッジ側でのデータ処理をビジュアル開発可能に)。
PCやデバイスから収集したログなどのデータをNASに集約し、HULFTで転送する。インターネット環境が不安定でも、HULFTでつなぐことで、確実にファイルを送信できるとしている。送達エラー時の再送信も自動化する。また、HULFTによるデータ暗号化で、データのやり取りのセキュリティを確保する。