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SMBC日興証券、顧客の書面手続にかかる40帳票をiPadで電子化

2021年9月27日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

SMBC日興証券は2021年9月27日、個人顧客による書面手続きを営業担当者のiPadで完結させるシステムの稼働を発表した。取引に関する確認書類を電子化し、申込書類への記入や押印、郵送を不要にしている。これまで最長で1週間程度、最短で1日~2日程度かかっていた手続期間を約30分に短縮するという。システムは富士通と共同で開発した。

 SMBC日興証券は、個人顧客による書面手続きを営業担当者のiPadで完結させるシステムの稼働を開始した。取引に関する確認書類を電子化し、申込書類への記入や押印、郵送を不要にした。これまで最長で1週間程度、最短で1日~2日程度かかっていた手続き期間を、約30分に短縮した。

 データ入力の手間を減らしている。登録済みの顧客情報と連携することで、データ入力の項目を削減し、住所などの基本情報を入力しなくても済むようにしている。入力不備のチェックも自動化した。さらに、運転免許証などの本人確認書類もiPadのカメラで撮影できるようにして押印を不要にした。

 従来、SMBC日興証券では、個人顧客の手続きについては、顧客が記入・押印した書類をSMBC日興証券に送り、本社側で処理していた。このため、記入漏れなどによる不備があった場合、郵送でのやりとりなどによって、手続き完了までに時間がかかっていた。

 2020年8月からは、一部の手続き(口座開設や届出事項の変更)を営業担当者のiPad上で完結できるようにした。しかし、これ以外の取引などの手続きに関しては、これまで通り、書類での手続きが必要だった。今回、これを改め、取引などの手続きに関しても電子化した。

 2021年9月27日の運用開始時点で、取引に関する確認書類など10帳票を電子化した。2021年10月からは、約40帳票の電子化を予定している。今後も、個人顧客が行う手続き書類の電子化を、より一層進める予定である。また、今回のシステムを非対面での手続きにも展開し、オンラインで手続きを完結できるようにする予定である。

 なお、今回開発したシステムは、PFUのタブレット帳票ソフトウェア「BIP Smart」を活用している。特徴は、既存の紙帳票イメージをiPad上に再現し、手続き画面を生成できることである。これにより、今後も随時、書類を電子化できる。さらに、SMBC日興証券の業務部門の社員が自ら操作し、書類を新規に作成したり修正したりできる。

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SMBC日興証券、顧客の書面手続にかかる40帳票をiPadで電子化SMBC日興証券は2021年9月27日、個人顧客による書面手続きを営業担当者のiPadで完結させるシステムの稼働を発表した。取引に関する確認書類を電子化し、申込書類への記入や押印、郵送を不要にしている。これまで最長で1週間程度、最短で1日~2日程度かかっていた手続期間を約30分に短縮するという。システムは富士通と共同で開発した。

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