インテックは2021年10月4日、「マネージドクラウドサービス on AWS」を発表した。Amazon Web Services(AWS)に、環境構築、運用、監視のサービスを付加して提供する。AIを活用して異常を検知/障害を予測する監視ツールなど、インテック独自の技術・製品を含む。監視サービスに限って利用できる「クラウド運用支援サービス」も用意している。
インテックの「マネージドクラウドサービス on AWS」は、Amazon Web Services(AWS)をマネージド型で提供するサービスである(図1)。AWSに、環境構築、運用、監視のサービスを付加して提供する。AIを活用して異常を検知/障害を予測する監視ツールなど、インテック独自の技術・製品を含む。
図1:「マネージドクラウドサービス on AWS」の概要(出典:インテック) 構築サービスとして、ユーザーの要望を個別にヒアリングした上で、ユーザーに適したAWS環境を提供する。AWSアカウントの用意からAWSインフラの設定、インスタンスの作成まで、ユーザーがAWSを利用するために必要な環境構築を実施する。
標準で、従量課金のメリットを生かすための定期的な起動/停止設定を施す。リソースの定期バックアップの設定や、AWSに保存するデータの暗号化設定、ファイアウォール機能などのセキュリティ設定も標準で施す。
運用サービスとして、インテックがAWSの操作を代行する。リソースの起動停止や設定変更、リストア、AWSへの問い合わせまで、AWSの運用に必要な操作をインテックが代行する。問題発生時の調査のために、運用に関するガバナンスやセキュリティのログを保管する。
監視サービスとして、監視ツールのダッシュボードを用いて、利用中のクラウドの状況を随時確認できる。ダッシュボードでは、クラウドサービスから収集したメトリクスを可視化して表示しており、異常を検知した場合は、ユーザーにメールで通知する。
月次レポートを提供する。1カ月分の各種メトリクスやアラート情報を元に、システムの稼働状況や問題点を報告する。また、それらを分析した改善提案を実施する。
オプションで、ログ監視機能を提供する。ダッシュボードでログデータを可視化し、確認できる。監視対象のアプリケーション、ホスト、コンテナ、サービスから収集したログを調査・分析し、トラブルシューティングやデータ調査の用途で利用できる。
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