さくらインターネットは2021年10月7日、IaaS「さくらのクラウド」に新メニューを追加した。同日付で、GPU搭載サーバーを利用できる「さくらのクラウド 高火力プラン」の提供を開始した。IaaS型でGPU「NVIDIA V100」を利用できる。石狩第1ゾーンで提供する。
さくらインターネットの「さくらのクラウド 高火力プラン」は、IaaS型でエヌビディア(NVIDIA)のGPU「NVIDIA V100」を利用できるクラウドサービスである(図1)。初期費用不要で、1時間単位で利用できる。マシンラーニング(機械学習)やデモンストレーション、ハンズオンなどでの利用に向く。
既存サービスに、GPU搭載サーバーを物理サーバー型で提供する「さくらの専用サーバ 高火力シリーズ」がある(関連記事:さくらインターネット、GPU搭載サーバーに最上位モデル「TeslaV100(32GB)モデル」を追加)。
今回発表した「さくらのクラウド 高火力プラン」は、GPU搭載サーバーを仮想サーバー型で提供する。スペックは、CPUが4コア(4vCPU)、メモリーが56GB、GPUがNVIDIA V100(GPU搭載メモリー32GB)×1である。
料金(税込み)は、1時間あたり481円で、24時間以上使った場合は1日あたり1万1550円、20日以上使った場合は月額23万1000円。