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ServiceNowで構成管理や資産管理の仕組みを構築─NTTデータ先端技術のITSM支援サービス

2021年10月11日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

NTTデータ先端技術は2021年10月8日、「ITサービスマネジメント導入支援サービス」の提供を開始した。ITシステムにおける運用管理業務のうち、構成管理と資産管理を中心に提供する。運用管理ツールとしてServiceNowを活用し、NTTデータ先端技術の運用管理ノウハウを組み合わせて提供する。販売目標として、2025年度までに累計20億円を掲げる。

 NTTデータ先端技術の「ITサービスマネジメント導入支援サービス」は、ITシステムにおける運用管理業務のうち、ITシステムにおける運用管理業務のうち、構成管理と資産管理を中心に提供するサービスである。運用管理ツールとしてServiceNowを活用し、NTTデータ先端技術の運用管理ノウハウを組み合わせて提供する(表1)。

表1:「ITサービスマネジメント導入支援サービス」のラインナップ(出典:NTTデータ先端技術)表1:「ITサービスマネジメント導入支援サービス」のラインナップ(出典:NTTデータ先端技術)
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 「INTELLILINK 構成情報活用サービス」は、ITシステムの構成情報を収集して管理するサービスである。OS/ミドルウェアやアプリケーションの情報を、自動的に収集して管理し、構成情報の変更点を検知する。あわせて、収集した情報について定期的に脆弱性をチェックし、分析結果をダッシュボードで表示する。ツールとして、ServiceNowのITOM(ITオペレーション管理)機能を利用する。

 「INTELLILINK IT資産管理サービス」は、各部署に配布しているPCの資産管理機能と、PCの登録、棚卸、除却などのワークフロー機能を提供する。これらのシステム基盤としてServiceNowを利用する。

 これらのサービスは、ユーザーがServiceNowのライセンスを所有していなくても、基本利用料と月額利用料を支払うことで利用できる。

 「INTELLILINK ITサービスマネジメント保守サービス」では、ServiceNowの利用に関する問い合わせへの対応や、バージョンアップなどの情報提供を中心とした保守サービスを提供する。オプションで「バージョンアップ支援サービス」、「テスト自動化支援サービス」も提供する。これらの保守サービスによって、ServiceNowの運用にかかる手間を省略できる。

 ServiceNow関連サービスとして、外部ベンダーが提供するサービスもNTTデータ先端技術が再販する。「ServiceNow Secured over VPN」(NTTコミュニケーションズが提供)は、クラウドサービスであるServiceNowとユーザー環境をVPNで閉域接続するサービスである。「R-Cloud Proxy for ServiceNow」(両備システムズが提供)は、自治体ネットワーク(LGWAN)とServiceNowの接続を仲介するクラウドサービスである。

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NTTデータ先端技術 / ServiceNow / ITサービスマネジメント / 構成管理 / 資産管理

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