[事例ニュース]
iPhoneの「App Clip」から空港ラウンジのシャワールーム予約─JALがiOSの簡易アプリ機能をテスト
2021年11月26日(金)日川 佳三、河原 潤(IT Leaders編集部)
日本航空(JAL)は2021年11月24日、iOSの簡易アプリ機能「App Clip」を空港ラウンジのシャワールーム予約/通知に活用する実地テストを開始したと発表した。アプリのインストールやメールアドレスの登録といった手順を踏むことなく利用できる。同年11月1日から12月31日の期間で、羽田・成田空港国際線JALファーストクラスラウンジで実施している。
日本航空(JAL)は、iOSの簡易アプリ機能「App Clip」を空港ラウンジのシャワールーム予約/通知に活用する実地テストを開始した。
App Clipは、iOS 14以降で利用できる簡易アプリ(ミニアプリ)機能である。iPhone/iPadのユーザーは、App Storeからアプリをダウンロードすることなく、予約や通知受信のようなシンプルな機能を利用することができる。
JALの実地テストでは、スマートフォンアプリのインストールやメールアドレスの登録といった手順を踏むことなく、空港ラウンジのシャワールームを予約し、通知を受けることができる。2021年11月1日から12月31日にかけて、羽田・成田空港国際線JALファーストクラスラウンジで実施している(画面1)。
画面1:インストール不要のミニアプリ「App Clip」を活用して構築した、ファーストクラス専用アプリ「JAL Lounge+」の画面。メールアドレスを登録することなく、シャワールームが用意できた旨の通知を受けられる(出典:日本航空)拡大画像表示
JALは2021年3月から、羽田・成田空港国際線JALファーストクラスラウンジにおいて、モバイルオーダーシステムを利用した食事注文の実地テストを実施している。その際、専用アプリをインストールせずに利用できるように、Webブラウザベースでサービス・機能を提供している。
このWebベースの仕組みからシャワールームの予約も可能だが、通知を行うために利用客のメールアドレスを登録する必要があった。App Clipを用いた今回のテストでは、食事の注文とシャワールーム予約をメールアドレスの登録なしに行えるようにしている。
JALは今回のテストを通して、App Clipの有効性を確認する。今後、各種の利用シーンにおいて活用を検討し、利便性の向上を目指していくとしている。
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