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テラスカイ、「DX人材育成プログラム」を開始、DXの計画・実行・改善に携わる社内人材を育成

2021年12月9日(木)IT Leaders編集部

テラスカイは2021年12月8日、「DX人材育成プログラム」を発表した。同年12月から提供する。ユーザー企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を社内で計画し継続的に実行していくための人材を育成する。講義やワークショップで構成する。

 テラスカイの「DX人材育成プログラム」は、ユーザー企業のトランスフォーメーション(DX)を社内で計画し継続的に実行していくための人材を育成するサービスである。ITに関する高レベルな知識やスキルを持たない、IT部門以外の社員にDXの本質を理解してもらい、DX推進の中心的存在となって計画・実行・評価・改善に携われるように育成する。

 「DXに取り組みたいが、何から手を付ければよいか分からない」「DX組織を設置したが、具体的な取り組みに進めない」「なぜDXが必要なのか、取り組まないとどうなるのか不安を感じる」「デジタルツールを導入したものの、これでDXになっているのか分からない」「ITに詳しい人材はいるが、DXがうまく進まない」といった課題の解決を支援する。

 講義のコンテンツ例を4つ挙げている。講義によって、DXの本質理解から、DXを進めるうえで基本となるIT知識、具体的な計画の立て方などを身につける。

  1. DXとは、目的、取り組み概要
  2. DX推進におけるプロジェクトマネジメントとシステム開発手法
  3. DXを支える顧客中心のIT製品(MA/CRM/SFA)
  4. IT基礎知識

 ワークショップ例を3つ挙げている。受講企業に合わせて、顧客起点のサービスデザインの検討、実現に向けたサービスコンセプトの整理を行う。Salesforceのノーコード/ローコード開発を体験し、内製開発と継続的改善の実践につなげる。

  1. カスタマージャーニーマップ作製
  2. サービスコンセプト整理
  3. Salesforceアプリケーション標準開発

 テラスカイはこれまで、ノーコード/ローコード開発環境としてSalesforceの標準機能を推奨してきた。業務部門や管理部門に対する開発トレーニング、CoE(Center of Excellence)の組成支援などによって、ユーザー企業の開発内製体制の整備を支援してきた。今回のDX人材育成プラグラムは、こうした実績と経験を踏まえ、テラスカイの知見・スキル・ノウハウを集積して提供する。

 テラスカイはDX人材について、「プログラミングや技術の精通にとどまらず、事業や組織を深く理解したうえで、デジタルを組み合わせて未来を描き、その未来図を経営層からシステム部門に至るまで社内で共有できる人材」と説明している。「DX先端企業においては、外部ベンダーにすべてを依存せず、迅速にシステムを開発し、継続して品質向上をおこなえる社内体制を持っている例が多い。最近では、企業における内製力(社内開発力)を向上させる必要性が高まっている」(同社)。

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