マジックソフトウェア・ジャパンは2021年12月21日、ローコード開発ツール「Magic xpa Application Platform」(以下、Magic xpa)において、接続先のデータベースを拡充したと発表した。PostgreSQLに接続するためのミドルウェア「Magic xpa 4 PostgreSQL Gateway」を、同年12月24日から販売する。同ミドルウェアの価格(税別)は28万円。
Magic xpaは、ローコード開発ツールである。アプリケーションやデータベースの雛形をノンプログラミングで作れる。開発したアプリケーションは、パソコンやスマートフォンなど複数の環境で動作する(関連記事:ローコード開発ツール「Magic xpa」新版、複数テーブルにアクセスするプログラムを生成可能に)。
Magic xpaは、各種RDBMS(リレーショナルデータベース管理システム)と接続するためのミドルウェアを用意している。データベースアクセスをともなう業務アプリケーションをSQLを記述することなく開発できる。RDBMS固有の要素をゲートウェイが吸収するため、他のRDBMSに移行したい場合は、ゲートウェイを入れ替えるだけで済む(図1)。
図1:Magic xpaがゲートウェイミドルウェアを介して接続できるRDBMSの種類。今回新たにPostgreSQLを追加した(出典:マジックソフトウェア・ジャパン)拡大画像表示
今回、データベース接続用ミドルウェアの種類を拡充し、新たにPostgreSQL接続用の「Magic xpa 4 PostgreSQL Gateway」を提供する。オープンソースコミュニティ版「PostgreSQL 13」(Windows版)と、富士通の「FUJITSU Software Enterprise Postgres」各エディションとの接続を検証済みである。
今回追加したPostgreSQLのほかに、Oracle Database、SQL Server、DB2/400、Actian Zen、SQLiteの各RDBMS向けのデータベース接続ミドルウェアをラインアップしている。
価格(税別)は、ミドルウェアのMagic xpa 4 PostgreSQL Gatewayが28万円。Magic xpa本体は開発ツール「Studio」が18万5000円から(Webクライアント開発限定のRIA Editionが18万5000円、通常版が60万円)。実行(ランタイム)環境は、クライアントPCが1台6万円、5台28万5000円など。サーバー実行環境が40万5000円(2スレッド同時並行処理)から。サーバー製品は保守料(ソフトウェアメンテナンス)が追加で発生する。
Magic xpa / マジックソフトウェア・ジャパン / PostgreSQL / Oracle Database / SQLite / Actian
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-



