ユーザーローカルは2022年2月1日、クラウド型AI-OCRサービス「ユーザーローカル手書きOCRツール」を無料で提供開始した。帳票ファイル(PDF、JPEG)をアップロードし、どのエリアを文字認識したいかをWebブラウザで指定するだけで、読み取りを開始する。OCR後のデータは表計算データとしてダウンロード可能である。書類の中でも、申込書、申請書類、試験の答案用紙など、書き込む枠が決まっている書類の読み込みに特に適するとしている。
ユーザーローカル手書きOCRツールは、クラウド型のAI-OCR(光学文字認識)サービスである(画面1)。ディープラーニング(深層学習)を活用し、手書き文字を認識する。書類の中でも、申込書、申請書類、試験の答案用紙など、書き込む枠が決まっている書類の読み込みに適する。
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帳票ファイル(PDF、JPEG)をアップロードし、どのエリアを文字認識したいかをWebブラウザで指定するだけで、読み取りを開始する。OCR後のデータは、表計算データ(Excelファイル、CSVファイル)としてまとめてダウンロード可能である。
サービス提供の背景について同社は、近年の企業において業務のデジタル化を進める動きが活発になる一方で、文書のデジタル化にあたっては手書き文字の自動読み取りにコストがかかってしまうことを挙げる。