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JFEスチール、月間1100枚の請求書をWeb配信に切り替え、発行当日に取引先に請求情報が届く

2022年2月17日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

JFEスチールは、請求業務を電子化した。PDFファイルとして出力した帳票を取引先企業にWeb配信/郵送できるクラウドサービス「invoiceAgent TransPrint」(ウイングアーク1stが提供)を導入した。月間1100枚の請求関連帳票をWeb配信に切り替えたことで、請求書の発行日当日に取引先に請求情報が届くようになった。ウイングアーク1stが2022年2月17日に発表した。

 鉄鋼・高炉メーカーのJFEスチールは、請求業務を電子化した(図1)。PDFファイルとして出力した帳票を取引先企業にWeb配信/郵送できるクラウドサービス「invoiceAgent TransPrint」を導入し、2021年5月に稼働させた。月間1100枚の請求関連帳票をWeb配信に切り替えたことで、請求書の発行日当日に取引先に請求情報が届くようになった。

図1:請求書の発行からWeb配信までの流れ(出典:ウイングアーク1st)図1:請求書の発行からWeb配信までの流れ(出典:ウイングアーク1st)
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 同社の営業総括部では、テレワークの普及によって、それまで紙で郵送していた請求書をデータで送付するニーズが増え、データ送信の負荷が増えていた。また、鉄鋼業界の商習慣(20日締め月末支払い)に対して、普通郵便の土曜日の配達が休止になるなど、請求書の送付時間に関するリスク要因が増えていた。

 なお、invoiceAgent TransPrintは、PDFファイルとして出力した帳票を、取引先企業に対してWebでダウンロード配信したり、郵送したりできるサービスである(関連記事「invoiceAgent TransPrint」新版、受信側でOCR済の帳票データをダウンロード可能に)。

 今後、JFEスチールは、電子帳簿保存法への対応を進めるとともに、invoiceAgent TransPrintを営業総括部以外の他部門にも展開する計画である。取引関連文書以外にも、取引先とやりとりしている各種の帳票や文書にも利用を広げることを検討している。

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