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SCSKサービスウェア、「UiPath 内製化支援サービス」を提供

2022年2月22日(火)IT Leaders編集部

SCSKサービスウェアは2022年2月21日、「UiPath内製化支援サービス」を発表した。米UiPathが提供するRPAツールのトレーニングと、RPAの開発と運用をリモートで支援するサービスをセットにした。同年3月2日から提供する。価格(税込み。トレーニング受講者1人とリモートサポートサービス1カ月を契約した場合)は、「Light」プランが31万3500円、「Standard」プランが46万2000円、「Premium」プランが85万1620円。

 UiPath 内製化支援サービスは、米UiPathが提供するRPAツール「UiPath Studio」のオンライントレーニングと、RPAの開発と運用を電話やメールで支援するサービスをセットにしたサービスである。まずはトレーニングを受講し、その後はRPAの開発・運用を継続的にサポートする。これにより、スキルの着実な定着を支援し、企業のRPA内製化を支援する。

 トレーニングでは、講師と受講者の双方が、SCSKサービスウェアのPCにリモートアクセスして進める。講師は、操作画面をモニタリングし、操作を補助する。テキストとして、メモを書き込める付箋機能を搭載したデジタルブックを配布する。書き込んだ付箋を表示した状態でPDFに出力できるので、受講後の振り返りに活用できる。

 トレーニングのカリキュラムが終了した後も、RPAの開発や運用のサポートを継続的に受けられる。リモートサポートサービスでは、UiPathのRPAソフトウェアを活用した開発・運用支援だけでなく、RPA化に適した業務の選定や開発工程のドキュメント作成などを幅広く支援する。

 RPAの開発・運用の内製化が進むことで、RPA改修時のコストが減るほか、開発スピードが向上する。RPAのノウハウが社内に蓄積することで、受講者の担当業務範囲を超えて、人材育成やRPAの導入が拡がり、会社全体で業務効率化を進めていける。

 SCSKサービスウェアは今後、社員1人ひとりの能力を高めて生産性の向上を目指す企業を支援するため、様々な領域の教育サービスを提供する。2022年は、RPA開発の高い技術力を証明できるUiPath認定資格試験の対策講座を設けて、資格取得による従業員のスキル向上やキャリアアップを支援する予定である。

 サービス投入の背景として同社は、業務効率化の手段として、RPAの導入が多くの企業で進んでいることを挙げる。しかし、「RPAを開発・運用するには専門の知識や技術が必要となり、有識者のサポートなしでは対応しきれないことが多くある。加えて、近年は変化の激しいビジネス環境に対応するため、企業は業務プロセスを頻繁に見直し、都度RPAの改修が発生していることから、自社内でRPAを運用する負担が増大している」(同社)。

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