[市場動向]

飛島建設とNTTが建設現場のDX支援で新会社「ネクストフィールド」を設立

2022年3月3日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

飛島建設(東京都品川区)、NTT東日本(東京都新宿区)、NTT(東京都千代田区)の3社は2022年3月3日、建設現場のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援する新会社「株式会社ネクストフィールド」(東京都渋谷区)を同年4月1日に設立すると発表した。資本金は4.9億円で、出資比率は飛島建設が50%、NTTグループ(NTT東日本、NTT)が50%である。

 飛島建設、NTT東日本、NTTの3社は、建設現場のDXを支援する新会社「ネクストフィールド」(記事末の表1)を2022年4月1日に設立する。資本金は4.9億円で、出資比率は飛島建設が50%、NTTグループ(NTT東日本、NTT)が50%(写真1)。設立時は20人で事業を開始する。売上目標は、5年後に単年度で50億円超を目指す。

写真1:左から、飛島建設で代表取締役社長を務める乘京正弘氏、ネクストフィールドで代表取締役社長に就任予定の大堀裕康氏、NTT東日本で代表取締役社長社長執行役員を務める井上福造氏(出典:飛島建設、NTT東日本、NTT)写真1:左から、飛島建設で代表取締役社長を務める乘京正弘氏、ネクストフィールドで代表取締役社長に就任予定の大堀裕康氏、NTT東日本で代表取締役社長社長執行役員を務める井上福造氏(出典:飛島建設、NTT東日本、NTT)

 事業の内容として、建設現場のDXを支援するBPO(アウトソーシング)事業、建設現場向けITサービス/業務改善サービスの提供、建設現場で必要な資材・保険などを一元的に調達可能なEC(電子商取引)基盤の提供を掲げる。

 建設現場とITのノウハウを兼ね備えた人材(IT監督)が、現場のDXを支援する。ユーザーの需要に合わせたITサービスをコーディネートし、導入から保守までワンストップで対応する。建設現場に必要なサービスとして、監視カメラの中央制御、顔認証による入退場管理、スマートグラス(多言語翻訳機能)などを用意する。

 今後は、ロボティクスの導入による建設業務の自動化、画像AI技術を活用した安全支援、KY(危険予知)活動のDXなど、最先端のIT技術と建設現場の改善ノウハウをかけあわせたサービスを開発する。

 新会社設立の背景として、建設現場のDXが急速に進んできている一方で、建設現場におけるIT関連スキルの不足や、個々の建設現場が各地に点在することによる環境の標準化の困難さなどの課題が存在していることを挙げる。特に、建設市場の大半を占める中堅・中小の建設会社においては、建設現場のDXは依然として大きな課題であるという。

表1:新会社の概要(予定を含む)(出典:飛島建設、NTT東日本、NTT)
項目 概要
商号 株式会社ネクストフィールド
代表取締役社長 大堀裕康
所在地 東京都渋谷区渋谷2-12-4
事業内容
  • 建設現場のDXをサポートするBPO事業
  • 建設現場向けITサービス・業務改善サービスの提供
  • 建設現場で必要な資材・保険等を一元的に調達可能とするECプラットフォームの提供
資本金 4.9億円(資本準備金4.9億円)
株主構成
  • 飛島建設(50%)
  • NTTグループ(NTT東日本・NTT)(50%)
設立年月日 2022年4月1日(予定)
ホームページ 2022年4月公開予定
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