KPMGコンサルティングは2022年3月3日、オーダーメイド型オンライン研修「デジタル人材育成サービス」を提供開始した。開発プロセスとAI/データ分析の要素を取り入れたオーダーメイド型の研修によって、ユーザー企業のビジネス環境に即したデジタル人材の育成を支援する。
KPMGコンサルティングの「デジタル人材育成サービス」は、開発プロセスとAI/データ分析の要素を取り入れた、オーダーメイド型のオンライン研修サービスである(図1)。ユーザー企業のビジネス環境に即したデジタル人材の育成を支援する。
表1:主な研修内容(出典:KPMGコンサルティング) KPMGコンサルティングのコンサルタントが監修した、KPMGコンサルティングのプロフェッショナル育成に使用しているプログラムをベースとしている。実務を意識したカリキュラムを用いた総合的なスキルの育成を、インタラクティブなリモート学習で実現する。
大きく2種類の対象者を想定している。1つは、事業部門に所属して、デジタルツールを活用して効率的にデータ分析を実行する人材である。もう1つは、IT部門に所属して、特定のツールやテクノロジに専門性を持ち、開発を担当する人材である。
特徴の1つは、オーダーメイドの研修カリキュラムを採用したこと。企業の強化ポイントに合わせてカリキュラムと日程のオーダーメイドが可能である(最大20日間)。さらに、ビジネスに役立つ総合的な能力を育成することも特徴である。スキル研修、事例紹介、グループワークを組み合わせた、実務に即したコンテンツを用意した。デジタルビジネスの全体把握とコミュニケーション能力の向上を図る。
3つの学習スタイルでインタラクティブなリモート学習ができる点も特徴である。(1)座学では、講師がリモートで直接講義し、受講者の理解を深める。(2)実践演習では、開発プロセスの協同作業やマシンラーニング(機械学習)モデルのコーディングを通じ、実務を模したインタラクティブな演習でビジネス力を高める。(3)ディスカッションでは、講師や他の受講者と意見を交わし、コミュニケーション能力を高め、受講者の積極的な参加を促す。
KPMGコンサルティングは、「デジタル人材のリテラシ定義」、「要員計画と人材確保施策」、「人材定着化施策」、「育成施策」、「人材処遇」など、これまでの人事制度では対応が難しいデジタル人材に関わる各種のテーマに対して、総合的に支援するとしている。
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