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大阪メトロ、直営店舗「Metro Opus 梅田店」でマスク顔認証決済の実証実験

2022年4月4日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

Osaka Metro(大阪市高速電気軌道)は2022年4月11日、御堂筋線梅田駅北改札前に直営の販売店舗「Metro Opus 梅田店」をオープンさせる。案内カウンターの跡地を活用したもので、食品やグッズなど各種商品を週替わりで販売する。オープンから同年12月25日までの期間、コロナ禍における新しい駅ナカ店舗のあり方を検証するため、「マスク対応顔認証決済」の実証実験を実施する。

 Osaka Metroは2022年4月11日、御堂筋線梅田駅北改札前に、直営の販売店舗「Metro Opus 梅田店」をオープンさせる(写真1)。案内カウンターの跡地を活用したもので、食品やグッズなど各種商品を週替わりで販売する。オープンから同年12月25日までの期間、コロナ禍における新しい駅ナカ店舗のあり方を検証するため、「マスク対応顔認証決済」の実証実験を実施する。

写真1:Metro Opus 梅田店の外観(出典:Osaka Metro)写真1:Metro Opus 梅田店の外観(出典:Osaka Metro)
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 マスク対応顔認証決済の実証実験では、NECの顔認証技術を使って、マスクをしたまま、非接触で決済する(図1)。決済時間の短縮による待ち時間の削減効果や、利便性の向上による来店頻度の向上効果を検証する。実証実験には、必要な情報を専用の登録サイトから登録することによって参加可能である。

図1:マスク対応顔認証決済の概要(出典:Osaka Metro)図1:マスク対応顔認証決済の概要(出典:Osaka Metro)

 Metro Opus 梅田店では、AIカメラを内蔵したキャッシュレス冷蔵自販機も運用する(自販機には、マースウインテックの「Infinity Station MV-20」を採用した)。AIカメラを使って、購入者の年齢、性別などの推定属性と購買情報を取得する。このデータを、販売商品のラインナップ変更など、より良いサービス提供に役立てる。冷蔵自販機は、オープンから同年9月30日まで設置する。

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