[事例ニュース]

住友生命、価値観や嗜好性に応じてAIが保険をリコメンドする「AIぴったり保険診断」

2022年4月12日(火)IT Leaders編集部

住友生命保険と住友生命グループの保険デザインは2022年4月11日、AI保険診断サービス「AIぴったり保険診断」を開始した。年齢・性別などの属性データに加えて、価値観や嗜好性、保険に対する考え方を入力することで、タイプ診断結果や推奨する保険を提示する。ユーザーは、保険デザインのWebサイトのバナーをクリックすることで無料で利用できる。

 住友生命保険と住友生命グループの保険デザインの「AIぴったり保険診断」は、AIを活用した保険診断サービスである。年齢・性別などの属性データに加えて、価値観や嗜好性、保険に対する考え方を入力することで、タイプ診断結果や推奨する保険を提示する。

 2022年4月11日から同年6月30日まで、保険デザインのWebサイトで提供するほか、保険デザイン各店舗でも利用できるようにする。

 「一般的な生命保険の提案では、個人の属性データ(年齢・性別・家族構成・職業など)に基づいて必要保障額を算出したコンサルティングが行われている。ところが、同じ属性であっても、人の考えはそれぞれであり、保険に期待することや備えたいリスクは異なる。そこで、個人の価値観や嗜好性をコンサルティングに反映できれば、より最適な内容の保険提案につながると考えた」(両社)。

 サービスの開発をAIベンダーのエクサウィザーズが支援した。住友生命とエクサウィザーズはこれまで新しい保険サービスの開発を目指して各種の取り組みを進めてきた。2021年6月には、メディケア生命保険において、AIぴったり保険診断を申し込みフローに組み込んだ実証テストを行い、より最適な内容の保険提案につながる効果を確認している。次の実証として、保険デザインの募集担当者が同サービスを活用して保険提案を行う。

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