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七十七銀行がAI活用を内製化、銀行員みずから需要予測などのAIモデルを構築

2022年4月15日(金)IT Leaders編集部

七十七銀行(宮城県仙台市)は、AIツール「AMATERAS RAY」の導入を決定した。AIの専門知識を持たない業務部門の実務者でも、Webブラウザのクリック操作だけで、需要予測/販売予測などのAIモデルを構築できるツールである。同AIツールを提供したaiforce solutionsが2022年4月14日に発表した。

 七十七銀行は、AIツール「AMATERAS RAY」の導入を決定した(図1)。銀行員みずからAIモデルを短期間で構築できるようになる。顧客のニーズを分析して適したサービスを提案したり、管理業務を効率化したりなど、銀行業務の高度化を推進する。

図1:七十七銀行による、本部各部とデジタル戦略部の連携イメージ(出典:aiforce solutions)図1:七十七銀行による、本部各部とデジタル戦略部の連携イメージ(出典:aiforce solutions)

 AIの専門知識を持たない業務部門の実務者でも、Webブラウザのクリック操作だけで、需要予測/販売予測などのAIモデルを構築できるツールである。従来であればデータサイエンティストが行なう業務の多くを自動化する。プログラミング知識や高度なデータリテラシが無くても、マシンラーニング(機械学習)による予測/判断が可能である。

 2021年8月から実施してきた実証実験では、七十七銀行が持つ取引履歴などのデータをもとに銀行員がAIモデルを構築し、銀行業務に活用できることを確認した。これを受けて本格導入を決めた。

 AIツールを提供したaiforce solutionsは、七十七銀行でのAI活用領域の拡大と人材育成を目的に、七十七銀行においてワークショップを実施する。AMATERAS RAYを使いながらAIについての理解を深める。統計やプログラミングの知識が無い人でも、銀行内の業務をAIで高度化できるうようになるとしている。

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