キヤノンITソリューションズは2022年5月26日、顔認証のぞき見防止ソフトウェア「のぞき見プロテクター」を提供開始した。PCのWebカメラに第三者が映ったことを検知して画面をブラックアウトする。のぞき見された時のWebカメラ画像とPC画面も記録する。価格(税別)は最小構成20ライセンスで年額4万8000円、追加5ライセンスが年額1万2000円。稼働OSは、Windows 8.1 Pro/10 Pro/10 IoT Enterprise(いずれも64ビット)。
キヤノンITソリューションズの「のぞき見プロテクター」は、顔認証によってPC画面の“のぞき見”を防止するソフトウェアである。PCのWebカメラで本人を認証し、本人不在時や、カメラに本人以外の第三者が映ったことを検知した際には、画面をブラックアウトして情報漏洩を防ぐ。第三者を検知した時(のぞき見された時)のWebカメラ画像とPC画面も記録する(図1)。
図1:顔認証のぞき見防止ソフトウェア「のぞき見プロテクター」の概要(出典:キヤノンITソリューションズ)拡大画像表示
特徴は、Webカメラの画角に応じて、広い範囲でのぞき見を防ぐ点である。また、プライバシーフィルターと異なり、真正面からののぞき見も検出してブロックできる。Web会議でバーチャル背景を使っていても、元のカメラ映像からのぞき見を防ぐ。マスクなどで顔の一部が隠れた状態や、手元の資料確認でうつむいた状態、逆光などの悪条件でも本人を認証するとしている。
価格(税別)は、最小構成20ライセンスで年額4万8000円、追加5ライセンスが年額1万2000円。稼働OSは、Windows 8.1 Pro/10 Pro/10 IoT Enterprise(いずれも64ビット)。
製品提供の背景として同社は、リモートワークやフリーアドレス化など、業務におけるPCの利用環境が変化する中、のぞき見のリスクが高まっていることを挙げている。
キヤノンITソリューションズ / 顔認証 / 情報漏洩対策 / テレワーク / リモートワーク
-
VDIの導入コストを抑制! コストコンシャスなエンタープライズクラスの仮想デスクトップ「Parallels RAS」とは
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-



