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システムインテグレータ、Excel操作を自動化するツール「xoBlos」を販売

Excelマクロで実行していた処理をノーコードで自動化

2022年6月1日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

システムインテグレータは2022年6月1日、Excel操作自動化ツール「xoBlos」(開発元:デジタル・インフォメーション・テクノロジー〈DIT〉)を販売開始した。データの変換などExcelマクロで実行していた処理を、プログラムを書くことなく自動化する。同社のプロジェクト管理ツール「OBPM Neo」と組み合わせた利用を提案している。

 システムインテグレータが販売を開始した「xoBlos」(開発元:デジタル・インフォメーション・テクノロジー〈DIT〉)は、エンドユーザーによるExcel作業を効率化するソフトウェアである(関連記事アンカーとDIT、Excel自動化ツール「xoBlos」の導入支援サービスを提供)。

 これまでExcelマクロで実施していた処理を、プログラムを書くことなく自動化する。各種のデータソース(CSVファイルやデータベースなど)からデータを抽出し、2次利用しやすいように変換・加工し、業務データ分析のための帳票を出力する、といった処理を自動で実施可能である。

プロジェクト管理データの分析を想定

 システムインテグレータは、同社のプロジェクト管理ツール「OBPM Neo」と組み合わせて使うことを想定し、xoBlosの販売を開始した。OBPM Neoに蓄積したプロジェクト関連のデータを利用して、ユーザー独自のフォーマットで収支、進捗、品質などのレポートを作成できるようにする。その際のデータ抽出、変換・加工、レポート生成の作業をxoBlosで自動化する(図1)。

図1:プロジェクト管理ツール「OBPM Neo」のデータ分析にExcel操作自動化ツール「xoBlos」を使う様子(出典:システムインテグレータ)図1:プロジェクト管理ツール「OBPM Neo」のデータ分析にExcel操作自動化ツール「xoBlos」を使う様子(出典:システムインテグレータ)
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 OBPM Neoは、原価・採算、進捗、要員、リスク、障害、課題などを統合的に管理できるプロジェクト管理ツール。全社のプロジェクトデータを一元管理する機能と、蓄積した情報を活用するための分析レポート機能を備えている。xoBlosと組み合わせて使うことで分析業務を効率化できるとしている。時間のかかる複数システムからのデータ収集や加工作業、収支や進捗・品質に関するレポート作成、経営会議資料作成などを効率化する。

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