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Deepwork、請求書の発行から入金消込までを自動化する「invox発行請求書」

2022年6月24日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

Deepworkは2022年6月23日、請求処理クラウドサービス「invox発行請求書」を発表した。請求書の発行手続きから入金の消込処理までを自動化する。請求データを読み込ませると、郵送やメール添付など取引先が希望する方法で請求書を送付する。オンラインバンキングと連携して入金の消込処理を実施し、入金が確認できない先には督促メールを送付する。価格(税別)は「ベーシックプラン」の基本料金が月額9800円、データ処理料金が1件あたり100円。

 Deepworkの「invox発行請求書」は、請求書の発行手続きから入金の消込処理までをクラウド上で自動化するサービスである。請求データを取り込んで送信方法を指定するだけで、インボイス制度に準拠した請求書を取引先の希望に合わせたフォーマットで発行する。オンラインバンクと連携して入金消込・督促まで自動化する。

 請求書を複数のレイアウトで作成するのが面倒という課題に対し、請求書のレイアウトをカスタマイズできるようにした。こうして作成した請求書の雛形に請求データを取り込むことで、それぞれのレイアウトに合わせた請求書を自動で生成する。生成した請求書は、郵送、メール添付、電子インボイスなど、各種の方法で送付可能である。

 オンラインバンキングと連携することで、入金の消込処理も自動化した。督促が大変という課題に対しても、入金が確認できない取引先に対して督促メールを自動で送付する。電子帳簿保存法の「スキャナ保存制度」と「電子取引情報の保存」に準拠する。また、適格事業者番号の項目追加など、インボイス制度への準拠に必要な機能を追加する予定である。

 料金プランは2つある。請求書の発行から入金の消込までをカバーする「ベーシックプラン」の価格(税別)は、基本料金が月額9800円、データ処理料金が1件あたり100円。請求書の発行業務に特化した「ミニマムプラン」は、基本料金が月額1980円、データ処理料金が1件あたり50円。

 サービス提供の背景についてDeepworkは、請求書の発行から入金消込までのプロセスは、複数のサービスを組み合わせ、手間とコストをかけないと効率化が難しいことを挙げる。同社の調査によると、62.1%の経理担当者が請求書の発行に課題を感じ、請求書を発行した後の入金消込には82.8%と大半の経理担当者が課題を感じているという。「2023年10月に始まるインボイス制度では、全事業者において請求業務の見直しが発生し、請求書の受取や発行にまつわる業務負荷の増加が見込まれる」(同社)。

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