[事例ニュース]
福島県玉川村、指静脈認証による「手ぶらキャッシュレス実証事業」、住民の利便性向上などを検証
2022年7月4日(月)IT Leaders編集部
福島県玉川村は、日立製作所、NTTデータ、三菱HCキャピタルの3社と共に、指静脈認証技術を活用した「手ぶらキャッシュレス実証事業」を2022年7月24日から同村で開始する。同実証は、玉川村のデジタル化推進に向けた連携協定に基づくものである。日立とNTTデータが2022年7月1日に発表した。
福島県玉川村は、日立製作所、NTTデータ、三菱HCキャピタルと共に、指静脈認証技術を活用した「手ぶらキャッシュレス実証事業」を玉川村で開始する。利用者は、村内の協力店舗に設置した専用端末に手をかざすだけで、玉川村の地域商品券を利用できる。指静脈情報は、事前に登録しておく必要がある(図1)。
図1:福島県玉川村が取り組む、指静脈認証による「手ぶらキャッシュレス実証事業」の概要(出典:日立製作所、NTTデータ)拡大画像表示
本実証は玉川村のデジタル化推進に向けた連携協定に基づくものであり、2022年7月24日から同年12月31日まで玉川村で実施する。検証では、利用者や協力店舗にアンケートを実施し、アンケートから得られたデータを解析することで、住民の利便性向上や玉川村の地域経済活性化促進の効果を調べる。
実証におけるそれぞれの役割は、以下のとおりである。
- 玉川村
- 事業主体として、利用者および利用拠点に本実証を提供
- 本実証に関わる利用者および協力店舗へのアンケートの実施、および結果の纏めと連携3社への提供
- NTTデータ
- 本実証の全体推進、および進捗管理
- 本実証に関わる利用者の登録作業や利用拠点への導入作業などの現地対応支援、および評価分析支援(アンケート作成および結果の集計など)
- 日立製作所
- 「生体認証統合基盤サービス」を活用した本実証システムを玉川村に提供
- 本実証に関わる利用者の登録作業や利用拠点への導入作業などの現地対応支援、および評価分析支援(アンケート作成および結果の集計、本サービスで提供するシステムにて取得したデータの解析など)
- 本実証で使用する機器の提供または貸与
- 三菱HCキャピタル
- 本実証の玉川村に対する連携窓口
- 本実証に関わる利用者の登録作業や利用拠点への導入作業などの現地対応支援、および評価分析支援(アンケート作成および結果の集計など)
- 本実証で使用するタブレット端末の調達および提供
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