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ベイシア、ECの商品情報の整理・充実を目的に、商品マスターデータ管理を導入

2022年7月6日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

スーパーマーケットチェーンのベイシア(群馬県前橋市)は、ECサイト「ベイシアネットスーパー」の商品情報の整理・充実を目的に、製品マスターデータ管理サービス「Lazuli PDP」を導入した。2022年7月から運用する。提供元のLazuliが2022年7月4日に発表した。

 スーパーマーケットチェーンのベイシアは、ECサイト「ベイシアネットスーパー」の商品情報の整理・充実を目的に、製品マスターデータ管理サービス「Lazuli PDP」を導入した。2022年7月から運用する。「商品を発見、比較、購入しやすいネットスーパーを目指す」としている。

 ベイシアは、群馬県を中心に1都14県に136店舗を展開するスーパーマーケットチェーンである。2022年1月にはベイシアネットスーパーをオープン。オンラインで注文を受けた商品を、リアル店舗からピックアップして配送する仕組みである。生鮮食品から冷凍食品、日用品まで、最大3万点の商品を揃える。

 「EC店舗がリアル店舗と異なる点は、利用者が実際に手に取って商品を確認したり、類似品と比較したりできないこと。このため、商品の詳細な情報を揃えておき、分かりやすく表示することが大切である。しかし、商品情報を登録する負荷は大きい」(同社)。こうした課題を解決するために、製品マスター管理サービスのLazuli PDPを導入した。

 Lazuli PDPは、複数の外部データベースに点在する商品情報を一括して管理すると共に、データを活用しやすい形に整理・拡張する製品データプラットフォームである(関連記事製品データを活用しやすくAIで整理・加工する「Lazuli PDP」、食品飲料業界向けを追加図1)。

図1:製品マスターデータ管理サービス「Lazuli PDP」の概要(出典:Lazuli)図1:製品マスターデータ管理サービス「Lazuli PDP」の概要(出典:Lazuli)
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 Lazuli PDPは、メーカーや小売業者、製薬業者などが保有する多様な商品マスターデータを、AIを活用して名寄せする。さらに、効能や製品の特徴から、メタタグを付与し、関連付けを実施する。これによりベイシアは、商品情報の入力にかかる負荷と時間を減らしつつ、精度が高く充実した商品情報を提供できるようになる。

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