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OBC、「奉行Edge 請求管理電子化クラウド」を刷新、販売管理システムとデータ連携可能に

2022年7月25日(月)IT Leaders編集部

オービックビジネスコンサルタント(OBC)は2022年7月22日、「奉行Edge 請求管理電子化クラウド」のリニューアルを発表した。販売管理システムが出力する請求書を電子化・発行するサービスとして刷新し、同年7月28日から提供する。価格(税抜)は、電子請求書の年間発行数600枚の場合、年間契約で年額8万4000円(月額7000円)から。

 オービックビジネスコンサルタント(OBC)の「奉行Edge 請求管理電子化クラウド」は、請求書を電子化して発行できるクラウドサービスである。請求書のペーパーレス化を実現する。請求書の自動送付によって、印刷から封入・封函・送付に要する人手での作業が要らなくなるので、これまで必要だった発送経費や作業時間を大幅に減らせるとしている。業務の効率化だけでなく、ミスの削減につながる。

画面1:取引先ごとに異なる請求書のフォームを設計/デザインできるオリジナルフォーム機能を搭載した(出典:オービックビジネスコンサルタント)

 今回、同サービスをリニューアルし、利用中の販売管理システムが出力する請求書データやPDFファイルを取り込んで、簡単に請求書を電子化して取引先に届けられるようにしている。また、指定請求書などの取引先ごとの対応において、任意のフォーマットで請求書をデザインできる「オリジナルフォーム機能」を標準で提供する(画面1)。

 販売管理システムとは、事前のマスター同期を必要とせず、CSV/PDFファイルを使って連携可能である。これにより、請求書の電子化から自動送付までの一連の請求業務を自動化可能である(PDF連携は2022年10月実装予定)。

 あらかじめ配信スケジュールを設定しておくことで、送付作業を自動化できる。指定した日時に請求書データを自動でアップロードする。アップロードした請求書は、取引先ごとに用意した専用Webサイトからいつでも自由に確認できる。スケジュールの設定によって送付漏れがなくなる。

 オリジナルフォーム機能では、現在利用中の請求書画像を取り込み、印字項目の配置、社印、任意の文字・線の追加を自由に行える。これにより、電子化しても従来のフォームや取引先指定のレイアウトを変えることなく、請求書を電子化可能である。

 受領側の受け取りにも配慮した。電子請求書には、自動的にタイムスタンプを付与する仕組みとした。これにより取引先は、電子取引として電子帳簿保存法に準拠可能である。また、2023年10月開始予定のデジタルインボイス(日本版Peppol)にも対応している。

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