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スカイアーチ、Amazon S3向けウイルス対策「ProScan SVLScan」、サーバーレス/コンテナ環境で動作
2022年8月18日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)
スカイアーチネットワークスは2022年8月18日、Amazon S3向けウイルス対策ソフトウェア「ProScan SVLScan」を発表した。セキュリティベンダーのプロマークと共同で開発した。サーバーレス/コンテナ環境で動作し、Amazon S3ストレージ上にオブジェクトを作成すると、これをトリガーにマルウェアをスキャンしたり、Amazon S3ストレージ上の全オブジェクトに対するフルスキャンを実行したりできる。
スカイアーチネットワークスがプロマークと共同で開発した「ProScan SVLScan」は、サーバーレス/コンテナ環境で動作するウイルス対策ソフトウェアである。実装形態として、AWS Lambdaファンクションのサンプルスクリプトと、AWS Fargate環境で動作するコンテナを提供する(図1)。
図1:Amazon S3ストレージ上のオブジェクトをスキャンする場合の「ProScan SVLScan」の構成例(出典:スカイアーチネットワークス)拡大画像表示
Lambdaファンクションを使って、Amazon S3ストレージ上にオブジェクトを作成したタイミングで、これをトリガーにマルウェアをスキャンする。また、AWS Fargateのコンテナを起動することで、Amazon S3ストレージ上の全オブジェクトに対するフルスキャンを実行可能である。
独Aviraのウイルス対策エンジンを利用する。ウイルス定義ファイルはオンラインで更新し、S3バケットに保存する。マルウェアスキャン用のLambdaファンクションおよびコンテナに加えて、定義ファイル更新用のLambdaファンクションおよびコンテナを用意した。
AWS環境向けのサンプルプログラムだけでなく、Google Cloudのサーバーレスコンテナ環境であるCloud Run向けのサンプルプログラムも提供可能だとしている。今後は、IBM Cloud向けのサンプルプログラムも提供予定である。
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