日本IBMは2022年9月1日、Works Human Intelligence(WHI)の統合人事アプリケーション「COMPANY」の提供を開始したと発表した。日本IBMは、同社の実績・ノウハウとCOMPANYなどの製品・サービスを組み合わせて、大手企業の人事・人材管理を支援していく。
日本IBMが提供を開始した「COMPANY」は、Works Human Intelligence(WHI)が開発・提供する統合人事アプリケーションである。人事管理、給与計算、勤怠管理、タレントマネジメントなどの機能で、各業種・業態の人事にまつわる業務領域をカバーする。約1200グループの導入実績を持つ。特徴の1つに、法改正やビジネストレンドなど企業環境の変化に対して、標準機能の強化を図って定額保守料の範囲内で提供することがある。
日本IBMは、SI事業において各種業界の人事・人材管理アプリケーションの導入・構築を支援してきた。これまでのシステム構築の実績・ノウハウと、COMPANYなどの製品・サービスを組み合わせて、大手企業の人事・人材管理を支援していく。
同社は、COMPANYを提供する理由として、企業において人事制度の見直しとデジタルトランスフォーメーション(DX)の必要性の高まりを挙げる。「特に大手企業では、労働人口の減少や人的資本投資の過熱といった経営環境変化への対応や、アウトソーシングを伴う業務プロセス、関係者が多く存在するプロジェクトマネジメントなどの課題を抱えている」という。
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