ワークスアプリケーションズは2022年9月13日、クラウド型請求書送受信システム「HUEデジタルインボイス」を発表した。既存の会計システムと連携しながら、国際規格に基づくデジタルインボイスに対応できる。同年10月から同サービスのパイロット版を提供し、2023年初めの正式リリースを予定している。
ワークスアプリケーションズの「HUEデジタルインボイス」は、クラウド型請求書送受信システムである。会計システムを導入済みの企業が、現行の会計システムを継続しながらデジタルインボイスを送受信できるようになる。
表1:「HUEデジタルインボイス」シリーズの機能(出典:ワークスアプリケーションズ)
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機能上位版の「デジタルインボイスPlus」では、デジタルインボイスに限らず、メールや紙の請求書の送受信から消込など、紙を含めた請求書関連業務をカバーする。別途、「HUEワークフロー」と組み合わせた利用も可能である(表1)。
サービスの正式リリース(2023年初め)に先立ち、2022年10月からパイロット版サービスを開始する。
国内では、デジタルインボイスの国際規格であるPeppol(ペポル)をベースに、官民が連携して標準仕様の策定・普及に取り組んでいる。ワークスアプリケーションズは、民間側で中心的な役割を担う「デジタルインボイス推進協議会」の幹事法人として活動している。