LegalForceは2022年9月14日、契約書管理サービス「LegalForceキャビネ」の機能を強化し、アップロードした契約書の類型の選択を支援する「類型振り分け」機能を追加した。ユーザーによる契約類型の確認作業や、手動による契約類型の登録作業を支援する。
LegalForceの「LegalForceキャビネ」は、締結済みの契約書をデジタル化してクラウド上で管理可能なサービスである(図1、関連記事:契約書管理クラウド「LegalForceキャビネ」、Excelエクスポート機能でフラグ情報や担当者などを抽出可能に)。
図1:契約書管理クラウド「LegalForceキャビネ」に契約書の「類型振り分け」機能を追加した(出典:LegalForce) 利用者が紙の契約書をスキャンしてクラウドにアップロードすると、AI-OCR(光学文字認識)機能を用いてテキストデータ化する。さらに、契約情報(タイトル、契約締結日、契約当事者名、契約開始日/終了日など)を抽出し、検索可能なデータベースとして契約管理台帳を自動で作成する。
今回の機能強化では、アップロードした契約書の類型の選択を支援する「類型振り分け」機能を追加した。契約書をアップロードすると、AIが自動で契約類型の候補を表示する。これにより、契約類型の確認と判断を支援する。AIが自動で振り分けた契約類型の情報が適切でなかった場合は、手動で契約類型の情報を変更可能である。
従来、契約類型の情報は、契約書ごとに手動で登録する必要があった。このため、契約の類型管理に手間がかかっていた。また、特定の契約類型の契約書を探したい場合、契約書のタイトルに含まれるキーワードで検索する必要があったが、契約書のタイトルを正確に記憶していないことも多く、目的の契約書を探すのに時間がかかることも課題だった。
類型振り分け機能の開発によって、ユーザーによる契約類型の確認作業や登録作業を削減可能なほか、契約類型の情報で契約書を検索できるようになった。
契約管理 / 文書管理 / LegalOn Technologies / 法務
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-



