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アグレックス、匿名・仮名加工ツール「フリーテキストマスキング v2.0」、Word/Excel文書も匿名加工可能に

2022年9月15日(木)IT Leaders編集部

アグレックスは2022年9月13日、匿名・仮名加工ソフトウェア新版「フリーテキストマスキング v2.0」を提供開始した。文章内に含まれる個人情報や機微情報を検出し、これらをマスキングした文字列に変換する、匿名・仮名加工ソフトウェアである。個人が特定できないように情報を加工する。

 アグレックスの「フリーテキストマスキング」は、匿名・仮名加工ソフトウェアである。文章に含まれる、氏名や住所、電話番号、クレジットカード番号、メールアドレスなどの個人情報を機械的に判定し、これらをマスキングすることで個人が特定できないようにする(図1)。

図1:フリーテキストマスキングによる変換イメージ(出典:アグレックス)
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 新版のv2.0では、テキストファイルに加えて、Word/Excel形式の文書のマスキング加工に対応した。これにより、履歴書や職務経歴書などをそのままマスキングすることができる。処理速度も従来比で最大20倍に高速化しているという。また、外部システムからマスキング機能をAPI経由で利用できるようになった。GUIコンソールも追加し、GUI画面上で操作できるようにした。

 このほか、指定フォルダ内の全ファイルを対象にした一括マスキング機能、マスキングの対象文字列の正規表現指定、エスケープによるマスキング対象除外設定などの機能を追加している。

 アグレックスによると、新版の開発にあたっては、同社が販売するデータクレンジング/名寄せツール「Precisely Trillium」などのノウハウを集約したという。

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