インテックは2022年9月20日、API管理製品群「BAMs Series」(開発元:ブリスコラ)の販売を開始した。これにより、同社が産業界に向けて提供している、API基盤の構築SIサービス「APIプラットフォーム構築サービス」を強化した。
インテックは、ブリスコラが開発・提供するAPI管理製品群「BAMs Series」の販売を開始した。BAMsはBriscola API Management Serviceの略で、オープンソースのAPIゲートウェイ「Kong Gateway」をベースに開発された。APIの公開に必要なユーザー認証機構「OpenID Connect」を提供するほか、複数のAPIの公開設定を統合して扱うための管理機能を提供する。これにより、APIの開発と公開にかかるコストを削減する。
APIの開発・運用ライフサイクルをカバーする、5つの機能を提供する。APIを運用するための機能として、(1)APIゲートウェイ、(2)認証認可(OpenID Connect/ベーシック認証/LDAP認証など)、(3)API運用監視(ログの取得とメータリング)を提供。API設計開発者向けに(4)API設計開発環境を提供。APIを組み込むアプリケーションの開発者向けには、利用可能なAPIをリスト化してAPI仕様を提供する(5)API開発者ポータルを提供する。
インテックは、産業界の事業者がAPI連携を始めるための支援サービス「APIプラットフォーム構築サービス」を提供している(図1)。自社のデータやサービスを他社にAPI経由で公開して事業化したい企業を支援するものである。インテックは今回、BAMs Seriesの販売を開始することで、APIプラットフォーム構築サービスを強化した。
図1:「APIプラットフォーム構築サービス」の概要(出典:インテック)拡大画像表示
「自社のシステムやデータをAPIで公開する使い方や、他社のシステムやデータをAPI経由で自社サービスに組み込む使い方など、産業界においてAPIを活用する流れが強まっている。API基盤の構築支援や、API基盤のためのミドルウェアを適用することで、より容易にAPI基盤を構築できるようになる」(インテック)。
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