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SCSK、SSE/SASEの監視・運用・改善提案を行う「Netskope SOCサービス」

2022年9月22日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

SCSKは2022年9月22日、セキュリティサービス「Netskope SOCサービス」を提供開始した。米NetskopeのSSE/SASEサービス「Netskope」の監視、運用、改善提案を行うSOC(セキュリティオペレーションセンター)サービスである。SIベンダーのサービス&セキュリティ(SSK)の協力によって提供する。価格(税別)は1000ユーザーで月額50万円(Netskopeのライセンスや導入費用は含まない)。販売目標として2022年度中に10社を掲げる。

 SCSKの「Netskope SOCサービス」は、米NetskopeのSSE/SASEサービス「Netskope」の監視、運用、改善提案を行うSOCサービスである。SIベンダーのサービス&セキュリティ(SSK)の協力によって提供する。Netskopeの稼働状況を24時間365日体制で監視し、アナリストが脅威をリアルタイムに検知する。さらに、過去の傾向を踏まえた推奨改善策を月次レポートとして提示する(図1)。

図1:「Netskope SOCサービス」の概要(出典:SCSK)
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 SOCサービスの対象となるNetskopeは、SASE(Secure Access Service Edge)を構成する主要機能として、全通信を共通の経路を経由させることで一元的にアクセスを制御するSSE(Security Service Edge)機能を提供する。セキュアWebゲートウェイ、CASB(Cloud Access Security Broker)、リモートアクセスなどの機能を提供する。

 導入から利用状況の可視化、追加設定、運用保守までを一気通貫で支援する。アラートを迅速に検知するだけでなく、アラートを分析し、設定の追加案まで提示する。ユーザーの環境に応じたセキュリティ施策を段階的に提案する。同サービスの利用を継続することで、セキュリティ脅威への対応能力を強化し続けられるとしている。

 SCSKは2019年からNetskopeを販売している。Netskope SOCサービスを提供する背景について同社は、IT環境を安全に利用するためにSSE/SASEを導入する企業が増えている一方、製品の監視ログを適切に分析できる人材や組織を持たない企業が多いことを挙げている。

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