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プロジェクト管理ツール「Lychee Redmine」で作業者自身が作業時間を見積もり可能に

2022年11月14日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

アジャイルウェア(本社:大阪府大阪市)は2022年11月14日、プロジェクト管理ツール「Lychee Redmine(ライチレッドマイン)」に、作業者自身が作業時間を見積もる「タイムマネジメント」機能を追加したと発表した。同年11月10日より提供している。作業者自身で作業時間を見積もることで、無理な計画を事前に察知できるようになった。早い段階で計画の見直しが可能になるとしている。

 アジャイルウェアの「Lychee Redmine」は、オープンソースのプロジェクト管理ソフトウェア「Redmine」を機能拡張するプラグインである。カンバン、ガントチャート、リソース管理、出来高管理、コスト管理など、複数のプラグインを用意している。これにより、シンプルなタスク管理から大規模なプロジェクト管理まで、幅広く業務をカバーする。

画面1:プロジェクト管理ツール「Lychee Redmine」の画面。作業者自身で作業時間を見積もれるようにした(出典:アジャイルウェア)
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 新たに、作業者自身で作業時間を見積もる「タイムマネジメント」機能を追加した。作業者自身が作業時間を見積もることで、無理な計画を事前に察知できるようになる。これにより、早い段階で適切に計画を見直せるようになる(画面1)。

 管理者から割り当てられた計画済みのタスクに対し、作業者が作業予定時間を数値で入力する。1日の労働時間を超える場合は、画面上で警告も出す。作業の実績入力画面も強化し、カレンダー形式でなく表形式で数値を入力する方式に改めた。プロジェクトごとの作業時間や合計もまとめて把握できるようになった。

 2023年上半期には、OutlookやGoogleカレンダーの予定を作業時間として加算する連携機能を追加する予定である。会議時間などを考慮して正確な作業予定を立てられるようになる。さらに、作業者自身の見積もりをガントチャートにも反映できるようにする予定である。ガントチャート上でも作業の予定を把握できるようになる。

 利用可能なプラグイン機能やストレージ容量などに応じて、4つのプランを設けている。価格(税別)は、「フリー」が無料、「スタンダード」は1ユーザー月額800円、「プレミアム」は1ユーザー月額1200円、「ビジネス」は1ユーザー月額1800円。スタンダードプラン以上の有料プランはいずれも10ユーザー単位での契約になる。

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