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日鉄エンジニアリング、工場向けシステム基盤「Think Platform」を外販、プラント操業をAIで自律化
2022年11月15日(火)IT Leaders編集部
日鉄エンジニアリングは2022年11月14日、工場向けシステム基盤「Think Platform」のサービス拡充にあたって、AIモデルや画像認識システム開発などを行うブライセンと協業すると発表した。AIの品質向上や運用フェーズにおけるサービス維持の向上などを目的に協業する。協業により、Think Platformの操業データ解析能力を強化し、プラント操業の自律化を進める。
日本製鉄グループの設備建設会社/電気事業者である日鉄エンジニアリングは、工場向けシステム基盤「Think Platform」のサービス拡充にあたって、AIモデルや画像認識システム開発などを行うブライセン(本社:東京都中央区)と協業する。
AIの品質向上や運用フェーズにおけるサービス維持の向上などを目的に協業する。協業により、Think Platformの操業データ解析能力を強化し、プラント操業の自律化を進める。日鉄エンジニアリングは、グループが維持管理するプラントだけでなく、他社が操業するプラントや製造業など、広く一般のプラントを対象にサービスを販売する。
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Think Platformは、AI/IoT技術の活用によって自律的なプラント操業を実現するシステム基盤である。日々進化する技術を取り入れることでプラントそのものが進化することをコンセプトとしている(図1)。
Think Platformのサービス拡充にあたっては、操業データの活用や維持管理がカギになる。協業するブライセンは、AI学習データのアノテーション事業やMLOpsサービスなどを展開している。日鉄エンジニアリングのプラント設計・操業ノウハウと、ブライセンのデータ運用技術を融合して、Think Platformのサービス拡充に臨む。