クロス・ヘッドは2022年12月20日、SIサービス「デジタル・ワゴン for ファイルサーバー」を発表した。既存のファイルサーバーの統合や、ファイルサーバーのクラウド移行を支援する。現環境のアセスメントからクラウド移行後の運用代行までをワンストップで提供する。
クロス・ヘッドの「デジタル・ワゴン for ファイルサーバー」は、既存のファイルサーバーの統合や、ファイルサーバーのクラウド移行を支援するSIサービスである。現環境のアセスメントからクラウド移行後の運用代行までをワンストップで提供する。現状の利便性を保ったままクラウド環境に移行可能だとしている。
最初に、環境アセスメントフェーズとして、ユーザーの現環境を診断するサービスを無料で提供する。データの総容量やファイル数、アクセス頻度などを可視化する。また、クラウド環境への移行方式や移行後の構成などの情報を簡易レポート形式で提出する。
データのクラウド移行フェーズでは、Windows ServerやLinuxで構築したファイルサーバーやNASストレージ機器を、Active Directoryサーバーなどを含めてクラウド環境に移行する。環境アセスメントの結果を踏まえて、ユーザーの予算や性能要件などの要望に合わせ、移行後の構成を個別に提案する。
移行後の運用を代行する。同社の監視センターからユーザーのファイルサーバーを24時間365日体制で監視する。基本サービスとして、スナップショットバックアップ/リストア対応、ファイルサーバーの監視、Windowsアップデートなどの運用作業を月額2万円で提供する。オプションとして、セキュリティ対策、アクセス権管理、システムパッチ適用などの支援も可能である。
「多くの企業が、データ量の肥大化やファイルサーバーの乱立による情報のサイロ化などの課題を抱えている。情報漏洩対策やBCP対策も必要で、これら諸課題の解決手段として、ファイルサーバーのクラウド化をワンストップで提供する」(クロス・ヘッド)
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