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クラウド認証サービス「勤次郎AuthLink」、複数のWebシステムにSSOログイン、多要素認証も利用可

2022年12月26日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

勤次郎(本社:東京都千代田区、2021年3月に日通システムから社名変更)は2022年12月19日、クラウド統合認証管理サービス「勤次郎AuthLink」を提供開始した。複数のクラウドサービスへのSSO(シングルサインオン)機能を提供する。ユーザー認証時には、生体認証(指紋認証、顔認証)を組み合わせた多要素認証も可能である。

 勤次郎の「勤次郎AuthLink」は、複数のクラウドサービスへのSSO(シングルサインオン)機能を提供するクラウド統合認証管理サービスである(図1)。ID連携の仕組みとしてSAMLまたはOpenID Connectを使うWebアプリケーションに対してSSOでログイン可能である。

図1:クラウド統合認証管理サービス「勤次郎AuthLink」の概要(出典:勤次郎)
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 各システムに対するログイン可否を制御するだけでなく、勤次郎AuthLinkが提供するユーザー認証情報をアクセス先のアプリケーション側で活用することで、メニューや画面をユーザーごとに制御可能である。

 ユーザー認証情報の管理は、既存のActiveDirectoryやLDAPを使える。新規にアカウントを登録する必要がなく、既存のID/パスワードを使ってユーザー認証が可能。社員の入社・退社によるアカウントの登録・削除と連動させることで、アカウント管理負担が減る。

 また、ユーザー認証時には、生体認証(指紋認証、顔認証)を組み合わせた多要素認証も可能である。

 勤次郎AuthLinkは、オープンソースをベースとしている。これを、同社が保有する設備で構築したデータセンター上で運用する。「安定化したシステム基盤上で動作させることで、安心して使える認証基盤を提供する」(同社)としている。

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勤次郎 / SSO / 多要素認証 / SAML / OpenID

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