SIベンダーのBFTは2023年1月10日、クラウド移行SIサービス「BFTransferシリーズ」を発表し、SharePoint ServerをSharePoint Onlineに移行するサービスを同日付で開始した。利用状況の調査、移行先システムの構築、データの移行、運用保守までを一貫して支援する。BFTransferシリーズは、ユーザー企業のクラウド移行を支援するサービス群として今後拡充していく予定である。
BFTの「BFTransferシリーズ」は、オンプレミスソフトウェアのクラウド移行を支援するSIサービスである。最初のサービスとして、日本マイクロソフトの文書管理サーバーソフトウェア「SharePoint Server」を、同ソフトウェアのSaaS版「SharePoint Online」へと移行するサービスを開始した。
クラウドへの移行にあたり、利用状況の調査、移行先システムの構築、データの移行、運用保守までを一貫して支援する。ユーザーの要望に応じて、アセスメントサービスだけの利用なども可能である。アセスメントでは、移行先や移行方針、権限の整理などを提案する。
移行先のクラウドシステムを設計・構築し、移行ツールを用いてSharePointの標準機能やデータを移行する。カスタマイズした機能などツールでは移行できないコンテンツについては、移行先でのアプリケーション開発も請け負う。移行後は、運用保守サービスやトレーニングサービスなども提供可能である。
BFTransferシリーズは、ユーザー企業のクラウド移行を支援するサービス群として今後拡充していく予定である。