ACESは2023年1月12日、オンライン商談/会議解析ツール「ACES Meet」に多要素認証機能を追加したと発表した。ACES Meetにログインした際に、携帯電話のSMS(ショートメッセージサービス)による追加認証を実施できるようにした。ログイン時のセキュリティを強化したことで、在宅ワークなど幅広いシーンにおいてACES Meetを活用しやすくした。
ACESの「ACES Meet」は、オンライン商談やWeb会議の内容をAIで解析するツールである。商談/会議の準備、記録、書き起こし、内容の分析、といった一連の流れをAIが自動で行う。Zoom、Google Meet、Microsoft Teamsに対応している。
一般的な議事録ツールと異なり、AIが自動で商談/会議を定量化し、要点を抽出する。開発の目的についてACESは「属人的なコミュニケーションに依存した働き方を解消する」と説明している(関連記事:オンライン商談/会議解析ツール「ACES Meet」に、商談時の笑顔比率と視線分布を表示する新機能)。
図1:オンライン会議AI解析ツール「ACES Meet」にSMSを用いた多要素認証機能を搭載した(出典:ACES)拡大画像表示
今回、標準機能として多要素認証に対応した(図1)。多要素認証をオンにした場合、ログイン後に携帯電話のSMS(ショートメッセージサービス)による追加認証を実施する。ログイン時に毎回SMS認証を求めるのではなく、最終操作から一定期間経過した場合に再認証を求める仕組みとした。狙いは、アカウント情報の漏洩による不正アクセスを防ぐこと。ログイン時のセキュリティを強化したことで、在宅ワークなど幅広いシーンにおいてACES Meetを活用しやすくした。
ACES Meetの価格(税込み)は、基本料金が月額3万円。利用料金は、会議動画の取り込み/解析機能を利用できる通常ユーザーライセンスが1ユーザーあたり月額7000円。会議動画の取り込みができず、会議の検索・閲覧や取り込み済み会議の各種編集などに機能を限定した閲覧者用のライセンスが1ユーザーあたり月額3000円。
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