SmartHRは2023年2月7日、人事/労務管理クラウドサービス「SmartHR」の新機能「配置シミュレーション」を発表した。同年2月14日から提供する。人員配置をシミュレーションする機能で、SmartHRに登録の従業員データを活用した人事配置の試行が行える。従業員の詳細なプロフィールや兼務・休職などの事実に基づいて人員配置を検討できるようになる。
SmartHRが開発・提供する「SmartHR」は、クラウド型の人事・人材管理/労務管理ソフトウェアである。雇用契約や入社手続き、年末調整などの労務管理をシステム化・ペーパーレス化する。SmartHRに蓄積した従業員データを活用した人事評価や従業員サーベイなどの人事・人材管理機能も備える。
新機能の「配置シミュレーション」では、SmartHRに登録してある従業員データを活用したシミュレーションを行える。従業員の詳細なプロフィールや兼務・休職などの事実に基づいて人員配置を検討可能である。
SmartHRの「HRストラテジープラン」または「人材マネジメントプラン」の標準機能として提供する。もう1つのプラン「人事・労務エッセンシャルプラン」ではオプション機能として提供する。
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同機能ではまず、「人員配置プロジェクト」を作成する。部署ごとに複数のプロジェクトを作成できる。次に、表示する部署をフィルターで選択し、従業員を検索して部署に追加していく。従業員の顔写真をドラッグ&ドロップで移動しながらシミュレーションが行える(画面1)。
人員配置の検討にあたって、従業員の詳細プロフィールを参照できる。選択した従業員の所属情報、在籍情報、契約情報、家族の有無や居住地などの個人情報を一覧で表示する。兼務・休職状況が分かるアイコンを従業員の顔写真上に表示する。