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ChatGPTでSQLを自動生成する「SQL AI アシスタント」、DB管理画面のローコード開発ツール「Dashcomb」に追加
2023年3月6日(月)IT Leaders編集部、日川 佳三
Dashcomb(ダッシュコム)は2023年3月6日、社内システム管理画面ローコード開発ツール「Dashcomb」にSQL自動生成機能「SQL AI アシスタント」を追加した。ChatGPT3.5が日本語や英語による指示からSQLを自動生成する。データソースとなる外部データベースへの問い合わせにおいて、正しいSQLを短時間で実装できるようになる。
ローコード開発プラットフォーム/ツールを開発・提供するDashcomb(ダッシュコム、本社:東京都新宿区)。同社の「Dashcomb」は、社内システムの管理画面をローコードで開発可能なクラウド型開発ツールである。社員データベースのメンテナンス画面(検索、編集、登録)などを開発できる。
開発の手順は、画面のUIをマウスによるビジュアル操作で開発し、外部のデータに対する操作(SQLクエリーやAPIリクエスト)を設定するというもの。ロジックとしてJavaScriptを実行できる。
データベースの操作において承認ワークフローも実装できる。データ編集内容の承認を依頼し、これに承認するとデータが書き換わるといった運用がとれる。また、データの操作に加えて、データを可視化するダッシュボードとしても利用できる。対話型の処理に加えて、設定した条件の処理を定期的にバッチ処理として実行することも可能である。
画面1:「SQL AI アシスタント」を利用してSQLを自動で生成している様子(出典:Dashcomb)拡大画像表示
今回、新機能として、外部データベースに問い合わせるSQLを自動で生成する機能「SQL AI アシスタント」を追加した(画面1)。対話型AI機能「ChatGPT3.5」を利用して、日本語や英語による指示をもとにSQLを生成する。日本語や英語が使えれば、非エンジニアでもデータの抽出や操作が行える。
また、アクセス先のデータベースに適した正しいSQLを短時間で実装できるようになる。同社によると、個々のデータベースは標準的なSQLが使えるが、独自の“言い回し”が存在している。経験豊富なエンジニアでも、それらを知り尽くすことは難しいという。
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