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ネットワークから分離してバックアップデータを守る「AT-Offline Manager」がVeeamと連携─アライドテレシス

2023年3月7日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

アライドテレシスは2023年3月6日、オフラインバックアップシステム「Net.Pro Allied-Telesis Offline Manager」で、連携可能なバックアップソフトウェアを拡充した。Arcserve Japanの「Arcserve Unified Data Protection(UDP)」に加えて、ヴィーム・ソフトウェアの「Veeam Backup & Replication」と連携できるようにした。

 アライドテレシスの「Net.Pro Allied-Telesis Offline Manager」(AT-Offline Manager)は、バックアップデータを格納したストレージシステムをネットワークから切り離してオフライン化する手法によって、ランサムウェアなどの被害からバックアップデータを保護する製品である(図1)。

 バックアップソフトウェア、ネットワークスイッチ、オフライン制御ツールなどをパッケージ化し、導入支援サービスと合わせて提供する(関連記事アライドテレシス、ネットワークから切り離してデータを守るバックアップシステム「AT-Offline Manager」)。

図1:バックアップシステム「AT-Offline Manager」のシステム構成と概要(出典:アライドテレシス)
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  ネットワークスイッチで仕組みを実現している。バックアップデータを格納したストレージやバックアップサーバーなどを接続したネットワークを、バックアップする時だけ社内のネットワークに接続する。バックアップが終了したら、これをネットワークから切り離す。AT-Offline Managerでは、ネットワークスイッチにSSH経由でリモートログインして、この操作を実行する。

画面1:AT-Offline Managerの管理アプリケーション画面(出典:アライドテレシス)
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画面1

 ネットワークスイッチを自動で制御するための管理アプリケーションを提供する。ネットワークスイッチの制御はSSH経由だが、ユーザーは管理アプリケーションのAPIを介して制御可能である。手動または他の運用管理ツールからAPIを介してネットワークの接続/切断が可能。また、設定したスケジュールに応じて接続/切断を制御する使い方も用意した。日時指定や繰り返し間隔の設定により、接続/切断を切り替えられる。

 今回、AT-Offline Managerと連携可能なバックアップソフトウェアを拡充した。これまで使えていたArcserve Japanの「Arcserve Unified Data Protection(UDP)」に加えて、ヴィーム・ソフトウェアの「Veeam Backup & Replication」を利用できるようにした(関連記事ヴィーム、「Veeam Backup & Replication v11」をリリース、CDPやDB即時リカバリでRPO/RTOを短縮)。

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アライドテレシス / Veeam Software / Arcserve / スイッチ/ルーター / BCP/DR

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