[新製品・サービス]
マクニカ、NetskopeのSD-WANを販売、SSEと合わせてSASE機能をNetskope単体でカバー
2023年5月9日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)
マクニカは2023年5月9日、SD-WANサービス「Netskope Borderless SD-WAN」を発表した。米ネットスコープ(Netskope)のSD-WANサービスである。これまでマクニカはNetskopeのSSE(Security Service Edge)製品群を提供してきたが、新たにNetskopeのSD-WANを追加した。SSEとSD-WANを組み合わせることで、SASE(Secure Access Service Edge)の構成要素が揃った形である。
マクニカが販売を開始する「Netskope Borderless SD-WAN」は、米ネットスコープ(Netskope)のSD-WANサービスである(図1)。Netskopeが2022年に買収したSD-WANベンダーのInfiotの技術を用いている。SD-WANの機能として、拠点に設置するエッジルーター(物理/仮想アプライアンス)のネットワーク設定を、クラウドから集中的に制御する。ゼロタッチ型の配備、アプリケーションを認識したうえでの帯域制御や経路制御、などが可能である。
図1:Netskopeが提供するSASE製品群の概要(出典:マクニカ)拡大画像表示
マクニカは、2022年4月にNetskopeと1次代理店契約を締結済み。これを受け、NetskopeのSSE(Security Service Edge)製品群として、SWG(セキュアWebゲートウェイ)、CASB(Cloud Access Security Broker)、FWaaS(Firewall as a Service)、ZTNA(ゼロトラストネットワークアクセス)の4機能を提供してきた(関連記事:マクニカ、NetskopeのSSE/クラウドセキュリティ製品を販売開始)。
今回、Netskopeの新たなサービスとして、SD-WANサービスを追加した。Netskopeは、これまで提供してきたSSEにSD-WANを加えることで、SASE(Secure Access Service Edge)の構成要素を単一ベンダーで提供可能になった。販売代理店のマクニカにおいても、NetskopeブランドだけでSASE(SSEとSD-WANの組み合わせ)のサービスを販売できるようになった。なお、マクニカは以前から複数のSD-WANサービスを販売している。
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