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ウイングアーク1st、スモールデータ収集・活用基盤「Dataring SmallData Manager」を販売

拠点の担当者からExcel/CSVデータを取得してクレンジング

2023年5月30日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

ウイングアーク1stは2023年5月30日、Excel/CSVデータ収集・加工ツール「Dataring SmallData Manager」を提供開始した。グループ会社や拠点の業務担当者から日報などの報告資料をExcel/CSV形式で収集し、クレンジング処理を施したうえでデータベースに登録する一連のデータ収集機能を提供する。価格(税別)は、最小構成(データ格納用のデータベース管理システム込み)で月額25万円(初期費用除く)から。

 ウイングアーク1stの「Dataring SmallData Manager」は、Excelデータを収集して加工するツールである(図1)。グループ会社や拠点の業務担当者から日報などの報告資料をExcel形式で収集し、クレンジング処理を施したうえでデータベースに登録するという一連のデータ収集機能を提供する。システム化していないデータを集め、分析しやすくするのが狙い。

図1:Excel/CSVデータ収集・加工ツール「Dataring SmallData Manager」の概要(出典:ウイングアーク1st)
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 スモールデータとは、日々の個人業務から発生するExcelデータなど、システム化されてないデジタルデータを指す。Dataring SmallData Managerは、このスモールデータの収集プロセスを簡易化する。収集したうえで、クレンジング処理を自動で実行し、データ分析可能な形にしてデータベースに格納する。

 データを登録する側は、WebブラウザからExcel/CSVファイルをアップロードする(図2)。アップロード状況を確認可能なほか、アップロード時のエラー通知を受けられる。データのアップロード後は、あらかじめデータ管理者が設定したルールに沿ってデータのクレンジングなどの処理が行われる。

図2:Dataring SmallData Managerの利用イメージ(出典:ウイングアーク1st)
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 データ管理者は、バリデーションチェックやデータクレンジング処理、データベースへのインポート設定を、ノンプログラミングで行える。設定により、拠点間やグループ会社間でのフォーマット形式の違い、自社と取引先との表記ゆれ、コード体系の違いなどを吸収可能である。

 「企業の意思決定においては、重要でありながらもシステム化されていないローカルデータや非構造データが存在している。特に、サプライチェーン全体のデータ活用基盤を持つ小売・流通業界や、多角事業を展開する組織においては、スモールデータを活用する体制が未整備であることが課題になっている」(ウイングアーク1st)

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ウイングアーク1st / Excel / データ活用基盤 / ETL

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