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前川製作所、グループを含む2500人で経費管理クラウド「Concur Expense」を利用

2023年6月1日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

前川製作所(本社:東京都江東区)は、2023年1月から国内グループを含む約2500人で経費管理クラウド「Concur Expense」を利用している。同年10月からは、請求書管理クラウド「Concur Invoice」も利用する。今後も、グローバル全体での展開や法人カードの導入などを予定している。サービスの提供元であるコンカーが2023年6月1日に発表した。

 総合機械メーカーの前川製作所は、2023年1月から国内グループを含む約2500人で経費管理クラウド「Concur Expense」を利用している。同年10月からは、請求書管理クラウド「Concur Invoice」も利用する。その後も、グローバル全体での展開や、法人カードの導入などを予定している。

 SAP Concur製品群を利用することの効果として、経費精算などの業務において、経理部門と業務部門による確認作業が減るとしている。これにより、付加価値の高い業務に時間を割けるようになる。

 今後は、経費精算の不正を自動で検知することで承認を不要にする「承認レス」の実現も目指す。また、コンカーが提供する分析ツールやデータ分析コンサルティングサービスを活用して間接費を検証し、業務効率化、ガバナンス強化、コスト削減などにつなげる。

 前川製作所が導入済み(またはこれから導入する)主なSAP Concur製品は、以下の通り。

  • 経費精算・管理「Concur Expense」
  • 請求書管理「Concur Invoice」
  • 領収書OCR「ExpenseIt」
  • 出張管理「Concur Request」
  • 経費精算の承認業務支援「Intelligent Audit」
  • SAP Concurによるデータ活用支援「レポーティングサービス」

 なお、同社が2023年1月から利用しているConcur Expenseは、クラウド型の経費精算サービスである。「領収書から経費精算書を作成し、上長の承認を受け、経理部門が処理する」という一連の経費精算機能を提供する。外部サービスから交通費などの決済データを取り込む機能に注力している。

 同社が同年10月から利用するConcur Invoiceは、クラウド型の請求書管理サービスである。経理部門の仕事である、承認・管理業務を効率化する。請求書の入力作業をOCRで省力化するほか、請求書データを集中管理して規程チェックを自動化する。

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